【大樋焼 長楽窯 飴釉薬、一輪挿し】【韓国人間文化財 柳海剛(柳根瀅) 高麗青磁象嵌雲鶴文煎茶碗】
【大樋焼 長楽窯 飴釉薬、一輪挿し】⇒⇒【つるべ部分⇒欠落】⇒⇒【【共直し】
【生上味漆】【錆漆】⇒【蝋色漆:磨き】⇒【蝋色漆:磨き】⇒【蝋色漆:磨き】⇒【生上味漆+炭粉、レイキ、淡口】⇒【生上味漆、梨地漆】⇒【生上味漆、拭き取り】
【韓国人間文化財 柳海剛(柳根瀅) 高麗青磁象嵌雲鶴文煎茶碗】
【生上味漆】【錆漆】⇒【蝋色漆:磨き】⇒【蝋色漆:磨き】⇒【蝋色漆:磨き】⇒【生上味漆、拭き取り】⇒【錫粉】⇒【生上味漆、拭き取り】【生上味漆、拭き取り】【生上味漆、拭き取り】
【麦漆の保存の問題点】
麦漆、使用不可?
【陶器、磁器、ガラス等⇒鉱物】
【麦⇒小麦粉⇒食物】⇒【木工工芸品】⇒【仏像彫刻・漆器等】に使用?強固な接着材?
当方は様々な理由で使用しません、耐熱、劣化、剥離、酸化。
【麦漆】数日は保存できる?
麦漆の保存は接着に不向きな状態になります。
食物科学的な理由としてグルテンを利用した接着だからです、グルテンは水と混ぜ、練ると組織が鎖のように繋がりますが、時間の経過で老化現象を起こします。
グルテン【タンパク】が多い小麦粉順に並べます。
小麦粉・準強力粉・強力粉・最強力粉の違いは何? | 小麦粉徹底比較 | お菓子材料・パン材料・ラッピングなら製菓材料専門店富澤商店通販サイト (tomiz.com)
最強力粉・強力粉
スーパーキング 北米他 【グルテン:タンパク:13.8±0.5% 0.42±0.03% 】食パン
ゴールデンヨット カナダ、 アメリカ主体【グルテン:タンパク:13.5±0.5% 0.46±0.04% 】 食パン ロールパン
北海道産強力粉 (ゆめちから100%) 北海道 【グルテン:タンパク:12.5±1.0% 0.45±0.05%】
イーグル カナダ、 アメリカ主体【グルテン:タンパク:12.0±0.5% 0.38±0.03%】
カメリヤ アメリカ、 カナダ主体 【グルテン:タンパク:11.8±0.5% 0.37±0.03%】
薄力粉
バイオレット アメリカ主体【グルテン:タンパク:7.8% 0.33%】
グルテンというのは、小麦から生成されるタンパク質の事です。
アミロペクチンが多いほど粘りが強くなります。
【時間経過による老化現象】
グルテンは時間の経過で老化現象を起こします、老化現象とはパンを製造する際に、練ってから寝かせます、捏ねたので粘りが強く整形が適正にならず、
縮じだ形になってしまいます。
【酸による老化現象】
グルテンは【酸⇒⇒レモン、酢】でグルテンの強固な鎖状の組織が破壊され粘りが減少します。
小麦粉は水分と結合すると酸化が始まります、又、発酵も進み酸素を抱えた小麦粉が自然に発酵した物が【自然発酵パン】⇒進と腐る。
翌日のカレーはなぜ美味い、酸化とともに、グルタミンサン、イノシンサンが形成【旨味成分】
【一定の加熱時間による老化現象】
水分、加熱により、グルテン、デンプンの糊化現象が起きます、様々な形で料理に応用されています。
【事例 1】カスタードクリーム、ビスケット等⇒洋菓子の小麦粉(薄力粉:グルテン:タンパク:7.8% 0.33%)りグルテン、デンプンの糊化現象を最小限に抑えた食品。
※フランス料理で使うソースは加熱によりグルテン、デンプンの糊化現象させ、【時間経過による老化現象=寝かせる】
※ 何故、調理工程はこのような作業を行うのか?⇒【1⇒味わい】【2⇒糊化現象が強いと胃の消化に負担がかかることを和らげる効果】
【事例 2】正反対が、⇒食パン、フランスパン⇒焼きたてと翌日のパンの味わいが異なるのは、デンプン、グルテンは時間の経過で老化現象。
- フランスパン、ブリオッシュはミキサーの攪拌によりグルテンの粘りが頂点に達した時に止め、寝かせてから整形、発酵、焼成します。
【事例 3】⇒【事例 2】と多少、異なりますが【日本の和菓子:吉野葛】デンプンの糊化現象を最大限にして、さらにコロイド(エマルジョン)を最小化(球体)、職人がいう【つや】出るまで練る。
麦漆を使用する際は食品科学の知識を蓄え使用することをお勧めします。
【追記】
伊賀木節 原土 ⇒【当方、金継ぎ、金繕い】⇒伊賀木節 原土 ・
【SiO2⇔⇔二酸化ケイ素(にさんかけいそ、英:Silicon dioxide)は、化学式SiO2で表されるケイ素の酸化物で、地殻を形成する物質の一つとして重要である。
シリカ(英: silica)、無水ケイ酸、ケイ酸、酸化シリコンとも呼ばれる。】⇔⇔56.44%
【漆の種類】⇒【金継ぎ、金繕い】⇒【生上味漆:盛辺】
【金継ぎ、金繕い、⇒生漆?】
【生漆とは】⇒【中国産:瀬〆】【日本産:生上味漆:6・7月頃初辺(ハツヘン)・7・8月頃盛辺(サカリ)・9月頃遅辺・裏目・瀬〆(セシメ)・】
【文献】
一番高品質とされているのは7~8月の盛夏に採取する「盛辺漆」で、漆の主成分のウルシオールが最も多いとされています。
中国産の漆のほうがゴム質が多いために色や艶は鈍いものになり、厚みのあるぼてっとした感じになる。
※ 当方の探求⇒⇒中国産漆も産地によりウルシオール・ゴム質の含有量も異なるようです。
※ ちなみにすこし前に行われた【日光、東照宮の修復】に使われた【漆:日本産】大量に使われたことが要因で、当時、価格上昇?ともかく、値上がりしました。